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【体験談】高配当株投資は儲かるのか?6年間長期投資した結果

こんにちは、あきパパ(@akipapa_fire)です。
FIRE目指して高配当株投資をしています。

 

高配当株投資は配当金の出る株式やETF(上場投資信託)などを購入し、定期的に配当金による収入を得る投資手法の一つです。

 

今回は高配当株に6年間以上投資を続けてきた私が

  • 年間の受け取り配当金の推移
  • 高配当株への長期投資で得られた収益

などを実体験をベースに語らせていただきます。

 

高配当株投資って儲かるの?

配当金の増加ペースってどんな感じなの?

というような「高配当株投資に興味のある方」には是非読んでいただきたいです。

 

ちなみに思っていた以上の成果を上げることができました。

 

高配当株への投資開始時の方針と目論見

私が株式投資を始めた当初はグロース個別株への短期売買を繰り返していました。

しかし、思ったように成果がでませんでした。

 

ゆっくりでもいいからちゃんと利益が出る投資がやりたい。高配当株を持ち続け、配当金を受け取り続ければ多少株価が下がっても大きく負けることはないのでは?

 

そのような考えから私は高配当株への長期投資を検討しました。

 

投資方針としては年間100万円を目標に高配当株に投資し、年間の受け取り配当金額を少しずつ増やしていこうという考えでした。

 

その時の皮算用はこうです。

  • 利回りは保守的に見積もって3%
  • 受け取った配当金は再投資する

この想定のもと、将来受け取れる年間配当金の予想グラフを作成しました。

 

年間受け取り配当金の予想グラフ

投資を開始して27年後くらいに年間120万円、月10万円の配当金を受け取れるという算段になりました。

 

老後の自分年金と考えると心強い金額ですね

 

ちなみに単利だと40年かかってしまいますが、配当金を再投資すれば27年で達成できます。

 

「これが複利効果かー。福利ってすげー。」と思っていました。

 

しかし、人生を考えると27年が長い長い道のりなのも事実。

 

そんな長い道のりではありますが、「月10万円の完全なる不労所得が得られる状況」が簡単に得られるはずもないので、「これが相場だろう」としっくり感じていました。

 

しかし、投資を開始、継続していく中で「高配当株の本当の力」を知ることになるのでした・・・。

年間配当金の実績

気づけば配当金額が大きく伸び始める

高配当株投資を始めてからだいたい2年くらいで年間の受け取り予想配当金額は税引き前で10万円を超えてきました。

年間受け取り予想配当金額(2年間投資時点)

 

年間目標投資額である100万円よりちょっと多めの金額を投資に回せたことが一因です。このとき旧NISAを活用しており、枠が120万円でしたのでそれをなんとかフルに使うことができていました。

 

10万円を超えた時、小さいけれど達成感がありましたね。後から振り返ると、このころもコツコツ頑張っていたな〜としみじみ感じます。

 

ポートフォリオを面々を見ても「結成メンバー」みたいに思えてどこか懐かしい感じがします笑

三菱商事オリックスなどは株価も成長して今でもポートフォリオの中心にいますね。

アサヒホールディングス(現:AREホールディングス)がはいっているのが自分の個性を感じます笑

 

▼AREホールディングスについてはこちら

akipapa-fire.com

 

そして、現在高配当株投資を始めてから約6年が経過しました。予想受け取り配当金額はどうなったでしょうか。

 

じゃ〜ん!

年間受け取り予想配当金額(6年間投資時点)

 

投資を開始して7年目で年間の予想受け取り配当金額は税引き前50万円を超えました!

これは前述の配当金額の予想グラフを大きく上回る水準です。

 

いったい何が起きたのでしょうか。

 

増配により年間配当額の増加ペースが加速

私の予想を上回るペースで配当金が増えたのはなぜか?

 

それは「増配」でした。

 

試しに各銘柄の買い付け時からの増配による年間配当金の増価額の合計を計算しました。

なんと、10万円を超えていました。

 

つまり、現在の予想年間配当額50万円のうち、2割にあるたる10万円は企業の増配によって増えた金額なのです。

 

計算しながら驚愕でした

 

〜増配、減配した銘柄たち〜

※タイミングずらして買った銘柄の購入時一株配は平均を記載

 

特に配当額が伸びた銘柄は

🥇三菱商事

🥈エクセディ、三井住友FG

🥉伊藤忠商事

という結果でした!

 

ちなみに、米国株にも投資していますがポートフォリオに占める割合が小さいのと計算が面倒なので米国株の増配額は省略しています。(米国株の感触としては増配よりも円安で増えている気がします)

 

当初、私は増配をあまりあてにしていなかったのでこの増配額は嬉しい想定外となりました。「増配というものがあるらしいぞ」と、存在は知っていましたが、当時はまだよくわからない不確定な要素と決めつけて頭から排除していたんですよね。。。

 

思いのほか多くの銘柄が増配してくれており、年間配当金額の予想グラフも上方修正しないといけなくなりそうです。

 

もちろん、中には減配してしまった残念な銘柄ちゃんもありましたが少数派。増配銘柄で簡単に打ち消せます。

 

増配した配当金でさらに高配当株に投資すれば、年間配当金額の増加はさらに加速することでしょう。

 

私は高配当株、いや、「高配当増配株」の凄さに気づき、衝撃をうけました。

 

う、うわあああああ!!(脳汁ブシャー!!!!)

 

SNSでも決算シーズンになると増配ニュースに高配当投資家たちは沸いています。人気銘柄が大幅増配を発表したとなるともうお祭りムードです。

 

増配を意識すると決算シーズンがわくわくするものになります

運用成績

増配すれば当然株価も上がります。

減配すれば逆にもちろん下がるよ。これ、大自然の法則な。

  • 株式取引による確定損益(税引き後)
  • 現在保有銘柄の含み損益
  • 受け取り配当金(税引き後)

これらを全て合算した累計利益は投資元本806万円に対し、+536万円(+66%)でした。(※配当金を再投資した金額は投資元本から除外しています。)

ちなみに利益のうち、配当金の累計受取額105万円でした。

 

当初目論んでいた投資成績と比較し、現時点では満足のいく結果になっています。

 

この利益は毎年配当金を受け取り続けることでさらに今後も増えていくだろうと予想しています。

 

ちなみにこの成績は、私が積立投資しているeMAXIS Slim オールカントリーや、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などのインデックス投資に比べるとやや劣後しています。資産額を伸ばすにはインデックス投資がやっぱり最適なのかな、と思います。

 

私は将来一時的に発生する教育費などの大型支出をインデックス投資で、FIRE・老後に向けた基礎生活費を高配当株投資で備える二刀流スタンスです

 

結論:高配当株投資は増配銘柄を引き当てれば予想以上に配当金額が増える

結論です。

 

高配当株投資はうまいこと増配株を選定することができれば、増配のパワーで加速度的に配当金額が増える。

 

私は今現在、子供二人ありの条件下で50歳ぐらいにFIREを目指しています。

FIREを目指すようになったきっかけも「増配」でした。

最初は自分年金づくりという目的だったのですが、続けていくと思ったより配当金が増えてきて、

あれ?これ、遅めのFIRE狙える?

っていう気持ちになってしまったんですよね。

そのくらい「増配」はすごい。

 

今日のまとめいきます。

増配には、、、人の心動かす力がある・・・!

以上

 

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