子育てしながらFIRE目指しますが何か?

30代夫婦が2人の子供を育てながらもFIREを目指す

iDeCoは必要ない?iDeCoの利用は計画性が超重要

こんにちは、あきパパです。

新NISAが始まり、投資をやる人も増えてきました。

投資における非課税制度としてはNISAだけではなくiDeCoもありますよね。

・新NISAはやっているけど、iDeCoもやったほうがいいのかな?

・新NISAとiDeCoどっちを優先するべきなんだろう?

今回はそんな疑問にお答えしていきます。

 

iDeCoはやったほうがいい?

iDeCoはやったほうがいいのか?

結論から言うと、人によります

万人におすすめできるものではありません。

では、どんな人がiDeCoをやるべきで、どんな人にはiDeCoは必要ないのか。

解説していきたいと思います。

iDeCoをやった方がいい人

次のような人がiDeCoをやった方がいいと考えます。

  • 余剰資金があり、老後資金に不安のある人

iDeCoに限った話ではありませんが、投資は余剰資金でやるのが大原則です。

とりわけ60歳以降まで使う予定のない資金がある方で老後資金を確保したい方はiDeCoを利用するメリットが大きいでしょう。

また、もうすぐ定年退職という人もiDeCoの利用に旨味があります

50代の人なんかはiDeCoのデメリットである「60歳以降でないと引き出せない」という影響が若い人よりも小さいですからね。

私のような30代は資金拘束期間が30年ほどあるのに対し、50代であれば10年ほど立てば引き出しが可能になります。

50代の人が60歳以降の老後資金を増やしておきたい、そのためにiDeCoで節税して効率良くお金を貯めるというのはよい選択肢かと思います。

リスクの少ない債権や節税目的だけなら預金も選択肢に上がるかもしれませんね

iDeCoをやる必要のない人

私は、以下のような人はiDeCoをやる必要性が薄いと感じます。

  • 漠然と資産を増やしたい人
  • 老後の生活に十分な蓄えがある人
長期投資は今を犠牲にすることも

iDeCoの最大のデメリットはなんでしょうか。

それは先述した通り、「60歳以降にならないと引き出せない」という、資金拘束ですね。

一度iDeCoで金融商品を買ってしまうと、原則60歳以降まで引き出せなくなってしまいます。

60歳までにやりたいことができたり、子供の教育方針が変わったりしてお金が必要になっても、60歳になるまでは引き出すことができません。

将来の資産を増やすことは大切なことです。

一方で、資産形成は今お金を使うことを我慢して、未来を豊かにする手段だと思っています。

本当にお金の使い道が他にないんだ!

って方は別ですが、漠然とお金を増やそうとして今の幸せを犠牲にするようなことが正しいとは私は思いません

資産形成は目的ではなく手段

「資産形成は目的ではなく手段」です。

これは私が8年間株式投資をしてきて1番大切だと感じていることです。

資産形成および投資とは、人生を豊かに、幸せにすごすことが本来の目的であるはずです。

iDeCoに投資することで今の幸せを損なうようなことがあっては本末転倒です。

iDeCoに限った話ではありませんが、投資の目的の明確化、つまりは将来何にそのお金を使うのかをしっかり計画して投資をしていくことが大切ですね。

お金の奴隷になるな。他人に流されてはダメ!

XなどのSNSでよく、

「月30万円投資して最速で新NISA枠使い切ります!それこそが最も効率の良い新NISAの埋め方!!」

なんて言っている人がいますね。

これを見て、

「私も最速で新NISA埋めなきゃ!!損しちゃう!!」

みたいに焦る必要はありません。

発信者とあなたは違う人間です。

発信者の資産形成の目的や収入、その他の条件など、きっとあなたとは異なっていますよね。

資産形成のやり方や目的はひとそれぞれであるはずなんです。

人の幸せは人それぞれですからね。

漠然とお金を増やすことだけを考えているという人は一度考えてみると良いかもしれません。

あなたの資産形成の目的はなんでしょうか?

老後資金のためですか?

それとも子供の教育資金のため?

1日でも早く資産を形成してリタイアしたい?

そのためにはいつまでにいくらの資産が必要でしょうか。

そしてそれを達成するためのリスクとリターンの見合った商品はなんでしょうか。

お金を増やすこと自体が目的になってしまった「お金の奴隷」にはなってはいけません。

周りに流されず、あなただけの「資産形成計画」を立てていきましょう。

新NISAとiDeCoどちらを優先させるべきか?

新NISAとiDeCo、両方やる場合どちらを優先させるべきか?

これも人によって答えが変わってくるかと思います。

資金拘束性を考えると40代まではNISAを優先させたほうが融通は利きやすいと感じます。

50代以上で老後資金の目処が立っていない人はどちらかといえばiDeCoなのかな、と思います。

iDeCoは買った瞬間所得控除が受けられるため、NISAよりも節税メリットが大きくなる傾向があります。

税金などを含めた話は楽天証券のトウシルさんの記事が参考になったので紹介しておきます。

media.rakuten-sec.net

あきパパのiDeCo活用方針

ちなみに私の場合はiDeCoはやっていません。

しかし、企業型DCに以下のような理由と目的で給与から天引きで投資元本を拠出しています。

  • 老後に住宅ローン残債を一括返済して生活の不安を無くしたい
  • 老後の住居のリフォーム費用の捻出

商品はすべてMSCIコクサイ連動のインデックスファンドにしています(日本を除く世界の先進国に投資)

上記の金額に十分な拠出期間であること、また、課税所得を減らして保育料を少しでも下げたいという企みから、子供が小学生に上がるまでは拠出を続けようと思っています。

その後は状況にもよりますが、拠出を辞めてお金を使っていこうと考えています。

老後資金については

  • 共働きのダブル厚生年金であること
  • 持ち家であること
  • 高配当株の配当収入も見込んでいること

などから、私たちの場合はiDeCoや企業型DCをフル活用する必要はないと判断しています。

老後の生活費は年金+配当収入で賄う予定です

まとめ

iDeCoの必要性について考えを述べさせていただきました。

iDeCoはうまく使えば資産形成の強い味方になります。しかし、資金拘束面でのデメリットが大きいので計画的に利用することがNISAよりも求められます。

iDeCoはライフプランをしっかりと練って、計画的に活用していくのがおすすめです。

みなさんの資産形成がうまくいきますように!

 

▼関連記事

akipapa-fire.com

 

akipapa-fire.com