こんにちは、あきパパです。
私は現在2歳と0歳の息子がおり、育児休業中です。そして差し迫る育児休業後の働き方について悩んでいます。
今回は男性の育児休業後の働き方について、利用できる制度を調べ、私の考えをまとめてみました。
・現在、育児中で残業を減らしたい人
長時間残業は絶対NG
私は育児休業に入る直前までかなり残業の多い状態で働いていました。残業量でいうと月平均60時間くらいでしょうか。
ひどい月は帰宅が毎日22時を過ぎ、土日もどちらか出勤する、という状態でした。2歳の長男の育児も、つわりで体調を崩している妻のケアも満足にできずに家族に辛い思いをさせてしまいました。
育児休業を終えて職場復帰してまたこの状態に戻ってしまったら・・・。現状2人体制で育児をしていてもあまり余裕はあるとは言えない状況です。2歳児と0歳児のワンオペ育児の負担がとても大きいことは容易に想像ができます。
少なくとも育児休業前と同じように仕事にあたることはできないことを上司と相談すべきだと思っています。
育児による残業制限の制度の活用を検討中
育児中に残業時間を免除・制限するような制度がないかを調べてみました。
すると、次のような制度があることが分かりました。
- 所定外労働の免除:3歳未満の子を養育している従業員から請求があった場合、所定外労働をさせてはならない。
- 時間外労働の制限:小学校に入学するまでの子を養育している従業員から請求があった場合、1ヶ月24時間、年間150時間を超える時間外労働をさせてはならない。
上記制度については「Work&Rule」さんが詳しく解説してくれています。
育児をする従業員の残業制限(所定外労働の免除・時間外労働の制限)の制度について解説【育児・介護休業法】|Work×Rule
私はこのうち「残業制限の制度」の利用を検討しています。
この制度を利用することができれば育児に参加しながら収入を保つことが可能です。
メリット・デメリットをまとめると以下でしょうか。
メリット
- 年間150時間上限なので、平均月の残業時間は12時間ほど。家事・育児の時間を捻出可能。
- 時短勤務に比べて収入への影響がすくない。ボーナスも満額。
デメリット
- 職場の人間関係の悪化の懸念。家庭の都合で自分の仕事を関係のない他の人にフォローしてもらう必要がある場合、細心の配慮が必要。
- キャリアへ悪影響がある可能性がある。例えば、残業ができない人をリーダーや管理職にポジションに置きづらいといったケースがあると思う。
- 査定・評価への影響。「仕事に当たった時間」ではなく、「成果」で評価されるべきではあるが、残業が多くできる人の方が仕事の成果についてもアドバンテージがある。
- 残業が減る分、収入減となる。(ちなみに私の場合、もともと残業が多かったこともあり、年収にすると約100万円ほど下がると思います。)
家族と仕事どちらが大事か
「家庭と仕事どっちが大事なのよ!!?」と奥さんから問われるというありがちなシーンがありますよね。当然、家族を養うためには仕事は必要です。そんなことは奥さん側も分かっており、このフレーズの真意は「家族との時間を確保するための努力はしたのか?」ということかなと思います。
男性と女性でまだまだ周囲の理解に差があるものの、女性が育児休業や時短勤務をする場合も、他の職場の人への「後ろめたさ」を感じながらも「家族」を最優先して職場の人と調整をしながら制度の行使に踏み切っていると思います。
私も育児休業を取ったことで職場の人に自分の仕事をお願いしたり、「後ろめたさ」を感じました。
今後、私が育児に参加していくためには、なりふり構わずにこの「後ろめたさ」を背負っていかなければならない、と感じました。
人生の幸福度を最大化する
人生の大きな決断において、私が判断の軸にしたいのが「自分の人生における幸福度がの最大化」です。
育児休業後の働き方について、私には大雑把に2つの選択肢があると思っています。
- 家族との時間を大切にし、仕事はほどほどに出世コースを諦める、あるいは遠回りとなることをよしとする。職場の人間関係が多少ぎくしゃくすることになっても家族との時間を優先する。
- 家族との時間は一旦我慢し、妻に負担をかけるが仕事に専念させてもらう。その分、稼いで家族に快適な暮らしや子供将来の選択肢を増やせるよう努める。
正解は人それぞれであり、正直わかりません。
ですが私は家族との時間が親子はもちろん、夫婦の将来の関係性も作っていくと考えています。
それを踏まえると私に取ってより幸福度が高い選択は前者かな、と考えています。
自分が持つカードを確認しながら最善の選択をしていきたいと思います。では。